【姫路FP コラム】資産形成はなぜ必要?資産形成が必要ない理由とは
前回のコラムでは投資のイメージについてご紹介させていただきました。
今回は、投資を利用した資産形成の重要性について、ご紹介させていただきます。
資産形成が必要な理由
昨今の日本では、投資を推奨する動きが政府主導で行われています。では、なぜこのような動きが取られているのでしょうか。理由の一つとして、各個人がそれぞれで資産形成を行いながら生活していくことが必要な時代になっているということがあげられます。例えば年金の支給年齢です。以前は60歳から支給されていた年金が、現在は原則65歳からとなっています。終身雇用の時代も終わり、国が国民の生活を守るということが困難になってきていると認識することができます。つまり、各個人の自助努力が必要だということです。
なぜ貯金ではダメなのか
もちろん預貯金をしてはいけないということではありません。しかし、超低金利時代の日本で預貯金では、貯めた額以上のお金を増やすことは困難です。これでは、インフレ(現金価値の下落)の影響をもろにうけてしまいます。つまり、今貯金している1万円が数年後1万円の価値ではなくなるということです。
この脅威に対応するため、投資を活用した資産形成を行う必要があるということです。せっかく努力をして貯金を蓄えても、インフレの影響により努力が無駄になってしまう可能性もあります。ひょっとすると安定していた生活も苦しくなってしまうかも知れません。
まず行うべきこと
いきなり資産形成を行うと言っても、どうすれば良いか分からない人はほとんどだと思います。実際、日本は投資に対する教育が世界に比べてほとんど行われていません。まずは、自身の現在の収支をきちんと把握することから始めましょう。難しければ、ライフプランナーなどの専門家に相談するということも一つの方法です。ぜひ、この機会に一度生活を見直してみましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77fcf12053e5f625e30493a420f8b4039b062a7f