【姫路FP コラム】資産運用は必要?資産運用とは?

資産運用は、個人や企業が資産を増やすために行う投資や資産管理のプロセスを指します。資産とは、お金、不動産、株式、債券、投資信託、預金など、価値を持つ何らかの財産を指します。資産運用の主要な目標は、資産を増やし、将来の経済的な目標やニーズを満たすための資金を積み立てることです。

「老後の2000万問題」が顕在化している日本では、資産運用を行うことは他人事ではなくなっています。

今回は、資産運用とはどのようなものかということについて紹介していきます。

 

資産運用は一般的に以下のような要素から成り立っています。

1.目標設定

資産運用を始める前に、具体的な財務目標を設定します。これには、退職資金の積み立て、子供の教育費の準備、住宅購入、投資収益の最大化などが含まれます。

2.リスク許容度の評価

投資にはリスクが伴います。資産運用者は、自身のリスク許容度を評価し、リスクに対する忍耐力を考慮して適切な投資戦略を選択します。

3.資産配分

資産運用者は、異なる資産クラス(株式、債券、不動産、現金など)に資産を分散させ、リスクを分散します。この資産配分は、リスクとリタイアメントの目標に合わせて調整されることがあります。

4.投資戦略の選択

資産運用者は、具体的な投資戦略を選択します。これには、個別株式や債券の選択、投資信託、指数ファンド、不動産への投資などが含まれます。

5.ポートフォリオ管理

資産運用者は、投資ポートフォリオを定期的に監視し、必要に応じて調整します。市場の変動や個別の資産のパフォーマンスに対応することが重要です。

6.長期的な視野

資産運用は通常、長期的なプロセスです。時間をかけて資産を増やすことができるため、短期的な波に左右されず、着実に資産を育てていくことが重要です。

資産運用は、個人や家庭の財務計画において非常に重要な要素であり、ファイナンシャルプランナーなどの助言を受けることも一般的です。また、投資の種類やリスクに関する個人の状況に応じて異なるアプローチが選択されることもあります。

上記のようにまずは、目標を正確に設定することが重要です。目標を設定する為に、現在の収入や支出状況、将来の収入などしっかりと自身の状況を把握する必要があります。

資産運用が必要だと考える人の多くは、資産運用の方法から勉強してしまう人がほとんどですが、まずは自身の状況をきちんと把握し、いつどのくらいの資産が必要なのか明確に設定することが何より重要だと言えます。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0744b0e8d9febe4696c384ee7925789f5c952c8a