【姫路FP コラム】資産形成はなんのために行うの？適切な資産形成を行うために

近年、日本では投資についての理解が深まってきています。

そもそも日本では、投資は危ないもの怖いものとされあまり活用されてきませんでした。

一方で円安や、物価上昇などの外的要因が家計を圧迫し、国民一人一人が対策を講じることが必要になったため、海外よりも遅れてはいますが、投資教育が行われるようになりました。

例えば高校生の授業に投資の授業が導入されたり、政府が行っている投資促進の動きとして代表的なものに「NISA」や「iDeCo」などの制度があります。

今回のコラムでは、資産形成について紹介していきます。

そもそも資産形成とは？

資産形成とはその名の通り、資産を形成することです。

当たり前だと思う方も多いかもしれません。しかし、実は理解できている人は意外と少ないのが現実です。

資産を形成するということは、ただ闇雲に余剰資金を貯蓄したり、計画無くお金を貯めるのではなく、将来に備えて計画的に資産を形成、つまり増やす必要があります。もちろんその手段としては、貯蓄も立派な資産形成になります。要はそこに計画性や、将来のリスクに対しての認識があるかどうかです。

資産形成を行うメリット

資産形成を行うメリットは、将来のリスクに備え安定した生活がおくれること、もしくは金銭的に夢や理想を実現しやすくなることです。

資産形成を行わずに日々生活していると、急な出費や予測していなかったこと（病気やケガなど）に対応することが難しくなり、日々の生活の中でも不安を抱えてしまうことが多くあります。

逆に資産形成を行うことができると上記のようなリスクに対応でき、安定した生活を送ることができたり、計画を組むことで、自身の理想（住宅の購入など）を実現させる可能性を高めることもできます。

資産形成を適切に行うには

上記の通り資産形成は生活をより豊かにするための手段ですが、ただ闇雲に資産を増やすことではありません。もちろん日々の生活にもお金はかかりますし、将来のリスクに備えるために日々我慢をすると、そこにストレスが発生し、途中で断念してしまうケースも多くありません。

資産形成を適切に行うためには、何より計画を立てることが重要です。

そのために現在の自身の収入と支出をきちんと把握し、将来の計画を立てる必要があります。

計画を立てるのが自身では難しいという人は一度、FP（ファイナンシャルプランナー）などのお金のプロに相談してみるのも良いかもしれません。