入院時の差額ベッド代はどう備えますか?

疾病や怪我等で入院が必要な場合、個室を希望される方もいらっしゃるかと思いますが、その際の差額ベッド代はいくらくらいなのでしょうか?

また、高額医療の対象外となる差額ベッド代の備えはどうすればよいのかまとめてみました。

 

弊社のある姫路市内の病院を調べてみました。

・日本赤十字社 姫路赤十字病院

10,000円~20,000円

 

・独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター

8,800円~22,000円

 

・社会医療法人財団聖フランシスコ会 姫路聖マリア病院

無料~8,000円(子どもの場合、基本的に無料が多い)

 

・医療法人公仁会 姫路中央病院

8,800円~22,000円

 

・医療法人松藤会 入江病院

3,240~10,800円

 

・兵庫県立 姫路循環器病センター

10,500~15,700円

 

上記の個室代に加え、1食460円の食事代が自費でかかります。

これらの費用は、高額医療費制度も使えないため、貯金や医療保険で準備しておく必要があります。また、差額ベッド代の必要ない4人部屋等を使用するのも一つの方法です。

 

差額ベッド代1万円の個室に30日入院した場合、どの程度の費用がかかるのかを計算してみました。標準月額報酬28~50万円の方で窓口(3割)負担が21万円(総医療費70万円)、雑費を1日1,000円とします。

※計算の都合上、消費税は加味しておりません。

差額ベッド代例

自己負担額が455,830円の負担になる事がわかりました。

差額ベッド代のかからない部屋を利用すれば155,830円のため、差額ベッド代が大きく影響することがわかりました。

 

医療保険は日額で準備する方法、特定の疾病に一時金特約で準備する方法、入院初期費用特約で準備する方法、その他、各保険会社による特約等があります。

それぞれのご家庭にあった内容で、毎月の貯金や保険料も比較しながら、必要な時にしっかり役に立てるものをご利用ください。

 

 

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最後までお読み頂きありがとうございました。